外なる神の副王 ヨグソトースとは【クトゥルフ神話解説】

ヨグソトースは、銀の鍵の開く窮極の門の奥に鎮座し、時空を超越した存在にして、外なる神の副王と呼ばれる神性です。

ヨグソトース

形を持たない不定形の神であり、たいていは、一つ一つが太陽のように輝く玉虫色の球体の集合体として顕現します。
大きさも一定ではなく、40メートルから1キロメートルほどの伸縮が可能とされますが、その範囲を超えて伸縮することもあるようです。

ヨグソトースはアザトースの産物『無名の霧』から生まれました。

パパラチャ
パパラチャ

ウチのボスは盲目白痴とか言われてますが(実際そうだけど)、何だかんだでやっぱり凄いね!

<span class="fz-12px">コービットさん</span>
コービットさん

そんなこと言ってると、お前また外宇宙に呼び出されるぞ…。

ネクロノミコンの記述によると、ヨグソトースは「外なる神」が住まう外宇宙への門であると同時にその鍵であり、宇宙の秘密の守護者とされています。

ヨグソトースは時空の制約を受けず、全ての時と共に存在し、あらゆる空間に接続する事ができます。
また、実体を備えた神性であると同時に、一つの概念でもあり、ヨグソトースの中で、現在、未来、過去の全ては一つであり、外なる神や旧支配者も含めた宇宙の存在全てが内包されているとされます。
この事からヨグソトースは「一にして全、全にして一なるもの」とも呼ばれています。

また、時にヨグソトースは人型の姿を取って人間と接触することがあります。
例えば、ランドルフ・カーターは、代々伝わる「銀の鍵」を使って「窮極の門」に至り、ベールを纏った人の姿をしたヨグソトースの化身、ウムル・アト=タウィルと出会い、その案内で人の身でありながら「窮極の門」を通過しました。

といってもヨグソトースは決して人間の味方ではなく、宇宙の法則や概念そのものであり、善悪を超越した圧倒的な存在です。

パパラチャ
パパラチャ

もし安易に召喚しようものなら、最悪、地球そのものが別の宇宙に持ち去られる可能性もあるので絶対にやめましょうね!

<span class="fz-12px">コービットさん</span>
コービットさん

いや、こんなやつ召喚するやついねーと思うぞ。
…いねーよな?

クトゥルフ神話解説
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