闇の跳梁者は人とコウモリの合いの子のような姿をしたニャルラトホテプの化身です。
黒い翼と三つに分かれた燃えあがる眼を持ち、半分は物質的、半分は霊的な存在であるとされ、濃密な煙のような姿で顕現します。
ゆえに物体をすり抜けて飛ぶことも、物体を掴むことも自在に行うことが可能です。
この化身は完全な暗闇の中でのみ顕現し、光に極めて弱く、月明りよりも明るい光には耐えることができず退散してしまいます。
闇の跳梁者は「輝くトライペゾヘドロン」と呼ばれる奇妙な結晶体を使って召喚することが出来ます。
輝くトライペゾヘドロンは暗黒星ユゴスで作り出され、南極大陸で繁栄した「古きものども」によって地球にもたらされたとされています。
このアーティファクトは現在はカルト教団『星の知恵派』の所有物となっています。