ニャルラトホテプは、様々な神格が登場するクトゥルフ神話において、特に異質、特殊な存在です。
一般には魔王アザトースの意思を代行する「強壮なる使者」として知られていますが、一方で主たるアザトースに対して辛辣な言動を取ったり、軽蔑していたりします。
また、クトゥルフ神話の神格の中で本当の人格を持っているのはこの方だけです。
他の神格と比べて直接人間と接する頻度が高いのが特徴で、その目的は、狂気と混乱、破滅と破壊をもたらすという邪悪なものです。
ニャルラトホテプの真の姿は有毒で黄ばんだ液体で、宇宙の果てにあるシャールノスか、七つの太陽の世界にある神殿に住むとされています。
パパラチャ
時には気まぐれで人間を助けることもあるようですが。
コービットさん
お前に至っては気まぐれの塊みたいなもんだしな。
ですが、ニャルラトホテプがその真の姿を現すことはまれで、たいていの場合、人間の姿で社会に溶け込んで接触を図ります。
また、ニャルラトホテプの姿は千種類あるとされ、知られているのはその一部だけです。
ニャルラトホテプ の化身たち
チクタクマン
人工知性を持った機械の姿
赤の女王
非常に美しく力強い女性の姿
トート
古代エジプトの神格の姿
ナイ神父
カルト教団「星の智慧派」の指導者の姿
悪心影
暗黒将軍と呼ばれ過去に織田信長として知られた姿
暗黒のファラオ
ネフ=レンカと関わりのあるハンサムな浅黒い肌の男性の姿
膨れ女
体重600ポンド、身長7フィートの女性の姿
無貌の神
砂漠の王であり狂熱病の主の姿
パパラチャ
そして私…。
なーんてね!
コービットさん
はいはい。